P196 (神経解剖学、新見嘉兵衛著、朝倉書店：指定教科書)   (戻る）

図10-8 第三脳室脈絡組織(T3)の形成。Aは17mm胎児、Bは25ｍｍ胎児、Cは脳梁形成後の胎児、Dは成人の前脳の前頭断面で、Dの断面の高さは図10-7参照（矢印）。脳室上衣は太線で、軟膜は点線で示す。破線は間脳と終脳の境界線。斜線は脳弓（海馬采を含む）。CC、脳梁;　Cd、尾状核；　L、側脳室； LA、付着板；　PL、　側脳室脈絡叢；　P3、第三脳室脈絡叢；　Th、視床；　TV、第三脳室蓋；　3、第三脳室。

図10-9 ヒト胎児前脳の前頭断面（室間孔の高さ）。太線は脳室上衣。Aは14.8mm、Bは19.4mm、Cは46.5mm胎児(Hochstetterによる)。FI、室間孔；　H、海馬体（原始皮質）；　Hy、視床下部；　L、側脳室；　N、新皮質；　P、外套；　PL、脈絡叢；　S、線条体（神経節給）；　TV、第三脳室蓋；　3、第三脳室。