リンパ系はリンパ管、リンパ原器官およびリンパ組織からなる。リンパ管の中を流れる液体をリンパ(液)と呼ぶ。 血液の一部分は全身の毛細血管壁を通して組織間隙あるいは細胞間隙に入り、組織液の基礎となる。この全身の組織液の一部は再び毛細血管のもどるが、残りの部分(すなわちこの過剰な血管外液)は毛細リンパ管に入る。毛細リンパ管は次第に集まって、リンパ管となり最終的に太い本幹となり静脈角で静脈に流入する。
最終更新日:2010年12月20日